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私たちは2023年2月から2024年1月まで
毎月、庄内で映画「弁当の日」の上映会を開催し、
512名の方に鑑賞いただきました。
ありがとうございました。
もしも庄内で1年間、毎月12回「弁当の日」の無料上映会ができたら、見てくれた方々を通して100年先の庄内の子ども達の生きる力にきっとつながる…そんな思いで始まった映画上映会活動の記録です
開催場所・日・共催団体・参加人数
2023年
2月23日 キッズドームソライ
共催:キッズドームソライ
49名
3月28日 若草幼稚園
共催:若草幼稚園職員
40名
4月19日 キッズドームソライ
共催:キッズドームソライ
6名
5月23日 先端研究所支援センター
共催:にじの会(食養生)
35名
6月30日 若草幼稚園
共催:若草幼稚園保護者会
41名
7月30日 ひらたタウンセンターシアターoz
共催:東部地区小中一貫校教育推進会議映画サークルあるふぁ’85
40名
8月7日 荘銀タクト
共催:おとアート展(お弁当設計図ワークショップ)
20名
9月20日 遊佐町稲川まちづくりセンター
共催:遊佐弁当の日委員会
31名
10月8日 ふじしま市場たわらや2Fホール
共催:ふじしま市場たわらや
24名
11月25日 東北公益文科大学 公益ホール
共催:酒田飽海PTA連合会 酒田市教育委員会
200名
12月3日 余目まちづくりセンター
共催:てまりの会(男女共同参画活動)
50名
2024年
1月28日 エスモール
共催:サスティナ鶴岡
20名
この映画は2021年に制作され、日本各地で自主上映会の形で広がってきました。
代表の渡部が初めて視聴したのはJA鶴岡主催の上映会で2022年9月のことでした。
それまで、本を通して感銘を受け、毎月小学生向けに子ども料理教室を開催してきましたが、もっと多くの人に映像で知ってほしいと無料上映会開催への思いが日増しに大きくなったと振り返ります。
映像を通して見えてくる、子ども達が料理に初めて取り組む様子は保育園児の楽しい”遊び”に近いものから大学生の”格闘”と呼ぶに相応しい様子まで、さまざまな表情とそれぞれの家庭の団欒が垣間見えます。
見た人の誰もが自分や家族に重なり、あたたかい気持ち、後悔に似たほろ苦い思い、伝えてこなかった感謝など、いろんな感情が”ないまぜ”になって頬を伝っていきます。
この映画は開催のたびにバトンを手渡すように庄内の人から人へと広がっていきました。
視聴後に子どもを連れ再訪してくれた親御さんや、高校生が校長先生・教育長・寮父さんとともに多数参加してくれた遊佐町での開催では、県外から寮生活を送り既に一人暮らしを体験している高校生達が日常の食生活を振り返る機会にしてくれました。
こうして、この映画のメッセージのように、世代を超えて庄内の100年先に届く手応えを感じることができました。ご参加の皆様に改めて感謝申し上げます。
Special Thanks to:
◎1月25日暴風雪下の”プレ”上映会に参加いただいた『サスティナ鶴岡』メ ンバーとサポーターの皆様
◎早くから酒田市内の方々とのネットワークを繋いでくださり若草幼稚園、東部中学校の皆様とご縁をくださった、故・堀直子さん(mamma cafeブレーメン)
◎堀さんのバトンを受けてその後の酒田市開催をサポートしてくださった楽智さん(写心家)
◎「第7回おいしい鶴岡 食の映画祭』でこの映画の上映会と、助産師内田美智子先生講演会を招聘開催された「つるおか食文化映画祭実行委員会」の皆様(3月19日)
◎遊佐町での開催に向けて「遊佐弁当の日委員会」を立ち上げてくださった皆様
◎映画を視聴した後、卒業する高校生達のために、一人暮らしのための料理教室を企画してくれた高校生、片山櫻さん(遊佐高校3年)「遊佐を離れる君へ〜郷土料理を伝えたい〜」西遊佐まちづくりセンター調理室にて開催(2024年2月23日)
◎庄内町での開催に向けて「てまりの会」の皆様、それを繋いでくださった、NPO法人「明日のたね」の皆様
◎応援メッセージをくださったCGCグループ「十一屋」の皆様
◎自主試写会を開催された鶴岡市教育委員会の皆様、常念寺保育園の皆様
◎応援アドバイスをいただいた生田浩樹先生、毛呂光一先生
そう考えたきっかけは、この映画の原作「子どもが作る弁当の日(城戶久枝著)」を紹介いただいたことでした。
子どもたちが自分でお弁当を作って持っていく活動を続けている小学校の話で、校⻑先生のメッセージに、子どもたちが食を通じて、生きていくことそのものに向き合うことが書かれていました。
お弁当作りのルールは「親は絶対に手伝わないこと」
家族が普段してくれていることに感謝したり、食べ物に関心を持ったり、社会の仕組みが分かったりと、子どもたちの生きていく力を育むための入り口として「弁当の日」があるのです。この本からたくさんのヒントをもらいました。この映画を通して「生きる力」とはどう育まれるのか、私たち大人には何ができるのかをみなさんと考えていけたらと思っております。
これから庄内でも弁当の日の活動を庄内らしい形で行っていきたいと考えております。今後の活動をみなさんにも応援いただけましたら幸いです。
「弁当の日」は、子どもが自分でお弁当を作って学校に持っていくという取り組みです。2001 年、香川県の小学校で当時の校⻑先生だった竹下和男さんによって始められました。
何を作るかを決めるのも、買い出しも、調理も、お弁当箱に詰めるのも、後片付けも、すべて子ども自身が行います。また大人(親や先生など)は、その出来具合を批評も評価もしないという約束です。
取り組みの背景には、子どもの生活は「まなび(=学校)」「あそび(= 地域)」「くらし(=家庭)」の大きく3 つの時間で占められている中で、今の子どもたちは 学校や塾、習い事など「まなびの時間」が増えており、一方で、核家族が多くなり家族みんなが忙しい現代において、「くらし」の質と時間が低下していることにあります。
「くらしの時間」は、人格形成の基礎づくりであり、子どもが健やかに育つための欠けてはならない非常に大切な時間という考えの元、「弁当の日」はその時間を補う取り組みとしてスタートしました。
自分が我が子にしてきたこと。あの日あの時の食事を囲んでの会話や笑顔。これで良かったのか等日々子育てを振り返り後悔ばかりですが、毎日の食事で培ってきたもの当たり前にある日常のやり取りが心を作ってきたんだなと改めて"食事””弁当”の大きさを感じました。
小さい親を持つ身として、この取り組みを鶴岡でもあったらいいなぁと思いました。今の子どもって勉強はするけど自分自身の生きる”力”というものが昔の人よりも弱いと感じてはいました。それはその子のせいではなく、その子たちを取り巻く環境だということにハッとして改めてそうだなぁと思いました。弁当の日という事があれば、それをキッカケに子供とも触れ合い、関わりが生まれると思う。それがまた違った何かに派生していくのだと思った。
子どもを取り巻く環境、社会の在り方が変わっていくし、一人ひとり状況も違う中、食べること、生きていく、自立していく...ということだけは誰しも共通している。
私が親に家族に「してくれた事」に対して感謝したのは社会に出た頃でした。
もともと仲の良い家族、そして毎日美味しいご飯があるっていうのがふつうだったので、そうでなく育ってきた人と出会ったり一緒にいたり仕事した時にそれは「ふつう」ではなく恵まれて来た事だと恥ずかしながら知りました。"弁当 の日”は私が成人になって気づいいたことを中学生のうちに気づけるチャンスでもあります。早いに越したことはないですね。ありがとうを言える人が増えれば世界は変わりますね。
感謝を感じられる、気づくことができる、そんな一つの土台になることはすばらしい。また、自分の自信となり、生きる力になり、笑顔になれることもすばらしい。共に生きる「キソ」となる。
5歳がキーワードだとは。すばらしい取り組みだと思いました。子供の頃の自分ですが台所で手伝わせてもらうことは楽しいけれどもっとお母さんがやっている部分までやらせてほしいと思っていました。最後まで自分で弁当を作るな んてすごい!最初の弁当の日には来なかった男の子が友人に自分の作ったおかずを分けるシーンが印象に残りました。
食を通して、考える力、相手を想うこと、感謝することを育む子どもたちに感動したし、さらには大人も想いを共有していって素晴らしいと思いました。
●4〜5歳児の親 ●子どもをもつ大人 ●大人と中高生
●次に親になる娘 ●幼稚園・小学校・中学校の保護者や先生